石のプロも認めるその品質
その魅力は、国産材の中でもNo.1~No.2を争う吸水率の低さと抜群の硬度からくる艶持ちの良さです。少し紫がかった濃い青味が特長の高級青御影石として大変人気があります。他の有名国産材と比較しても透明度が高く、青深いその石目は、降雨後や歳月を経ても変色がほとんどなく、日本の風土に適しており、墓石材として理想的です。中でも、本家の採掘元である「天山石材」ブランドは、石屋さんの間では有名です。
産地
唐津くんちや呼子のいか、虹の松原で有名な佐賀県唐津市(七山地区)で採掘される国内トップランクの墓石材です。昭和40年代から採掘され、現在単独の採掘場としては販売量日本一と言っても過言ではないほどの墓石用御影石です。
掘削の様子
佐賀県唐津市中心部から車で30分程の場所にある、日本の原風景とも言える静かな山里に採掘場所があります。採掘現場には、折り重なるように巨大な玉状の石が埋まっており、その玉状の石を掘り出していきます。石を採掘している、その姿はまさに“石に挑む”と言える様な姿です。
広く愛される銘石
従来は主に、九州方面で長く使われていましたが、その堅牢度や艶持ち、色合いの良さから近年、中国、四国方面や関西圏を中心に人気に火がつき、今では中部方面や関東圏まで幅広く使われるようになっています。地方の銘石から、全国区の銘石になった素材です。